USBの普及につれてシガーソケットは必要?

シガーソケットっていう言葉は一度は聞いたことはありますよね?

でも実際何なのか知っている人は少ないはず!

今回はUSBと絡めてお伝えできたらいいなと思います(^▽^)/

USBとは?

USBとは、「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)の頭文字を取った規格のこと。

パソコンなどに、さまざまな周辺機器を接続する規格の一つ!

ひと昔前のPCは、マウスやキーボードといった機器ごとに独自の接続端子を採用し、それぞれに対応したポート(端子穴)とそれに応じたケーブルを揃えなければいけませんでした💦

それらの規格を統一し、ひとつのポートにさまざまな機器を繋げるようにしたのがUSBです!

USBの種類

USB Type-A 主な接続機器:PC

USB Type-B 主な接続機器:プリンターやスキャナなどパソコン周辺機器

USB Type-C 主な接続機器:Mac Book、Androidスマホなど

Mini USB Type-B 主な接続機器:デジカメやモバイルバッテリーなどのモバイル機種

micro USB Type-B 主な接続機器:Androidスマホやタブレットなど

micro USB Type-B SuperSpeed 主な接続機器:PS4、外付けHDDなど

Lightning 主な接続機器:iPhone、iPad、iPod、Apple WatchなどApple製品

よく見るかたちですね!

USBポートの「ポート」って何?

簡単に言うと、USBの接続口(穴)のこと。

USBの規格に沿っている線(ケーブル)は「USBケーブル」と呼ばれます。
USBケーブルを挿すための穴がUSBポートです!

シガーソケットとは?

車のカーステレオなどを設置する場所の付近にある大きめの丸い差し込み口。

シガーソケットは、かなり古い車でもたいてい付いています。

もともとは、シガーライターとセットになっていて、タバコに火を付けるものだったことから、タバコを意味するシガーという言葉が使われていました。

現在ではタバコを吸う人が少なくなってきたため、シガーライターはオプション設定でシガーソケットのみ付いている車が多いのが現状💦

タバコに火をつける用途以外では、から電気を取るために使います。

シガーソケットの電流は直流で電圧は12Vが一般的で、トラックなど一部の大型車では24Vの場合も。

タバコと関係ない使い方をすることが多いことから、アクセサリーソケットと呼ばれることもあります。

携帯・タブレット・ノートパソコンの充電やポータブルナビやドライブレコーダーなど車の中で使用する電気製品は、シガーソケットを電源として使用!

シガーソケットが消滅しない理由

USB端子を備える車が増えていく一方なぜシガーソケット(アクセサリーソケット)は無くならないのでしょうか?

1つに電流が大きくかかわってきます!

初期の時は搭載されているUSB給電は0.1Aや0.5Aのみ。

現在は1.5Aや3.0Aといったタブレットやノートパソコンにも対応した急速充電が可能なものもありますが、アクセサリーソケットは10Aまで対応できることから需要があります!

もちろん災害時など緊急時の外部供給はUSBでは心持たないところもあるためアクセサリーソケットが必要!

近年は高いグレードの車には家庭にあるようなコンセントの差し込み口が採用されている車もでてきており、このあたりの車はAC100V/1500Wに対応し炊飯器などにも使えてしまいます。

家庭にあるようなコンセントが全車標準装備になれば消滅してしまうのかも!?💦

シガーソケットの位置の変化

シガーソケット(アクセサリーソケット)の位置は時代と供に変化。

従来はセンターパネルに付いていた事が多かったですが、近年センターコンソール内やラゲッジスペースのような隠された配置にされることが多くなりました。

自分の車でもシガーソケット(アクセサリーソケット)の存在を確認したことがない人も多いのではないでしょうか?

一度確認してみてくださいね(^▽^)/

ンターパネル…運転席・助手席の前に広がる一面のパネル

センターコンソール…運転席と助手席の間にある、スイッチやシフトレバーが取り付けられるスペース

ラゲッジスペース…車の後ろ部分にある荷物を入れるスペース

まとめ

シガーソケット、そしてUSBについてお分かりいただけましたでしょうか?

少し難しい内容なので、すべて理解できた!という人は多くないと思いますが、このブログを読む前より少しでも理解が深まれば幸いです!

まずはご自分の車にシガーソケットがついているか確認して、シガーソケットの存在を知って頂ければと思います!