車の鉄粉取り粘土の代用品を発見?面倒を軽減させる具体的な方法

久しぶりの洗車のあと、マイカーのボディにこびりついた大量の鉄粉をみて気が遠くなりませんか?

先延ばしにしたいけどサビになって気になってくるので放っておけないし、いざ覚悟するも手のひらサイズのトラップ粘土で施工するとボンネットだけで心が折れてしまいます。

特に雪国や製鉄工場付近で暮らしている人だとそういった経験、あるあるなのでは?

そんな日々とはおさらばできる代用品があります。

それはラバークロス鉄粉除去グローブ!!

この記事ではそれらが一体どんなものなのか?他に普通の工作用の粘土で代用は聞くのか?

さらに代用が難しい場合の対策方法もまとめて紹介していきますのでぜひチェックしていってください!

100均の粘土で代用はできるのか?

残念ながらできません!

普通の粘土では代用どころかボディに引っ付いてしまい、取り除かないといけないので更にめんどくさいことになります。

あくまで粘土状のカーケア用品であることを忘れずに。

液状の鉄粉取りの代用方法(安心)

鉄粉スプレー、クリーナー、除去液いろんな種類があります。

中には泡立つシャンプータイプも!

鉄粉にかけると紫や青に化学変化させて溶かしてくれるのでどこに鉄粉があるのか確認できる初心者にもあんしんのカーケア商品になります。

愛車が紫色になるのに抵抗がある人は、色がつかないものもありますので安心して使うことができますよ。

除去力についてですが繰り返し使うことをおすすめします、更にしっかり鉄粉を除去したい場合は粘土との併用が確実な方法になります。

また吹きかけた後に流れ落ちないようにラップを張って五分くらいで洗い流すと高い効果が期待できるようです。

液状の鉄粉取りのメリット

・鉄粉が目に見える…鉄粉につくと紫色に反応して溶かしてくれるので鉄粉を見逃さない安心感があります。粘土を扱ったことがない人はスプレーから始めてみるのもいいですね。

・コスパがよい…お金もリーズナブルなので普段使いもOK!

・雪国住まい必見!…凍結防止剤と融雪剤の汚れも中和して落としてくれる液剤もあるので雪道をよく走る人はドンピシャです。

液状の鉄粉取りのデメリット

・粘土と比べると除去力が弱い…繰り返し使用すると効果は出ますが、大きめの鉄粉はなかなかとれないので最終的には粘土が必要な場合も…。しっかりとりたい人は代用ではなく、併用として使ってみることをおススメします。

・塗装の問題で使用できないケースがある…黄色など塗装の色によって対応していない、使えない液剤があります。クルマ側も鉄粉除去スプレー非対応の塗装もあるので先に確認をしないと購入してから使えないと知って落ち込むことになってしまいます。

・たっぷりの水で流さないといけない…ボディが熱い状態で施工してしまったり、施工後にしっかり水で流さないとインクが垂れて落ちているような『パープルライン』が現れてしまいます。これは普通の洗車でとれないこともあるので気を付けないといけません。

・強烈なにおい…あのアンモニアが混ざったパーマ剤や腐った卵のような硫黄の臭いと似ているといった口コミもあり、刺激的なにおいが苦手な人にとっては気分が悪くなってしまうかもしれません。

※無臭が売りの液剤もあるのでぜひチェック!!

スポンジを使った鉄粉取りの代用方法(画期的)

次は洗車をしながら鉄粉取りができる画期的な方法を説明します。

その方法とは、一部をくり抜いた洗車用スポンジに形を整えた粘土をセットするだけ!

洗車をしながら鉄粉をとる便利なカーケア用品がとても気軽に出来上がります。

スポンジ粘土の作り方

  • 粘土をよくこねてから1センチほどの厚さで成型する(丸がおすすめ)

この時粘土をこねればこねるほど成型や折りたたみがしやすくなります。

凍ったぞうきんよりも柔らかいぞうきんのほうが汚れを取ってくれますよね?しっかりと鉄粉をとらせるために柔らかくさせていきましょう

  • 粘土の形に合わせて洗車用スポンジの中をくりぬく

注意点はスポンジを貫通しないことです。1cmほどの深さで均等にくりぬいてください。そこが粘土の入れる器になるので最初は気持ち小さめにくりぬいて粘土を入れながら調節していきましょう。

  • よくこねて成型した粘土をくりぬいたスポンジの中に入れる

スポンジに粘土がギリギリはみ出ないように気を付けていきましょう。洗車の時に必要以上の力が粘土に加わり、車が傷だらけになってしまいます。

  • そのまま洗車を行う

定期的に粘土を折りたたんで鉄粉がない面で施工できるようにしていきましょう。シャンプーの泡でスポンジも滑りがいいので力を入れすぎずに車のボディを傷つけないようにしてください。

スポンジ粘土のメリット

・洗車と同時に鉄粉取りができる…二つの工程を一回で終わらせられるのは一番のメリットでしょう、さらに!粘土を使うほとんどの人は大量の水を使いながら滑りをよくして施工しますが、スポンジ粘土なら水の代わりにシャンプーの泡が代行してくれるので水の節約にもなります。時短と節約の両方ができるなんて一石二鳥ならぬ一石三鳥!!

・すぐに作れる…特殊な道具も複雑な工程もいらずに材料二つで作成できる手軽さ、これぞDIYの極みですね!

スポンジ粘土のデメリット

・初心者向きではない…粘土の扱いに慣れていないと力加減をまちがえて、車が傷だらけになるので気を付ける必要があります。

・定期的に粘土を取り外す必要がある…粘土の一面が鉄粉だらけになったあとそのまま続けてしまえば車のボディに傷がついてしまうので、一定のスパンでねんどを折り込むためにいちいちスポンジから粘土を外さないといけません。もしも大量の鉄粉が車についている場合だと逆にこの方法は面倒になるかもしれません。

シリコンスプレーを使った鉄粉取りの方法(リーズナブル)

シリコンスプレーは吹きかけて乾かすと表面にシリコンの被膜でコーティングして摩擦を減らし、滑りをよくするスプレーです。

ホームセンターに行けば必ず手に入るスプレーで、艶出しに防水と幅広い効果の期待ができます。メンテナンスをしたことがある人にとってはなじみのあるスプレーになるでしょう。

施工のやり方は、ワックスなどのベースにしているシリコンスプレーで鉄粉に吹きかけた後ヘラでゆっくりとっていく方法となります。

できれば浸透性の高い石油系溶剤のものを使いましょう。

主に金属製品に使用される『石油系溶剤タイプ』は自動車などのお手入れに向いており、サビたところも滑りをよくしてくれる効果があります。

そのため仮にサビて固着してしまった鉄粉でも、根気強くシリコンスプレーで吹きかけた後にヘラで優しくとっていけば潤滑効果を発揮して次第に取れていくのです。

シリコンスプレーのメリット

・つやが出る…しつこい鉄粉でも時間をかければきれいにとれてる上に、しばらくはきれいなつやが出てきます。

・とても安い…シリコンスプレーは鉄粉取りスプレーより安いものが多くリーズナブル。メジャーなものでもワンコインは越えないものもあります。

・どんな塗装でも使える…普通の鉄粉取りの用品と違って化学反応や削ることはない、どちらかと言ったらワックスのようなシリコンスプレーなので塗装の色には関係なく使用できます。

・急な代用に使える…本来は無塗装樹脂を含めた多くのパーツのメンテナンスに使えるので、別の用途で一家に一つは置いてあったりするのがシリコンスプレーです。鉄粉取りが手元にないときにはすぐに代理に使えると覚えておきましょう!

シリコンスプレーのデメリット

・時間がかかる…目に見える大きな鉄粉がある一か所だけでも時間がかなりかかってしまうことがあります。片手程度の大きな鉄粉のためだけに吹きかける量も決して少なくはありません。手軽さはあきらめましょう。

・コーティングによっては使用できない…ひどい場合だと光沢が消えてしまったり、数日後になると油分を吸ってボディがべたついてしまうことも。

・ムラになる…きれいに拭き取らないと生乾きになってムラになったり、ギトギトしたりするので気を付けなくてはいけません。必ず乾いた布やペーパータオルなどで噴射した箇所を拭いておきましょう。

・ヘラによっては傷がつく…吹き付ける量が少なかったり、ヘラの材質、使用方法によっては傷つけてしまうので、気を付ける必要があります。

クロスやグローブを使った鉄粉取りの方法(効果的)

おまたせしました。トラップ粘土の代用といっても過言ではないラバータオル鉄粉除去グローブ!!

これらはタオルや四角いミットの裏にゴムのようなものがついているカーケア用品です。

ゴムの部分が粘土のような役目を持っており、施工範囲の広さから粘土の扱いが慣れている人にとってはドンピシャのカーケア用品かもしれません。初心者向けではないものの確かな効果があります。

会社の製品によって扱い方や注意点が違うので、いろいろと比べて自身に合ったものを見つけていく必要があるでしょう。

クロスやグローブのメリット

・汚れも一緒に落とせる…鉄粉以外に『ピッチ』『タール』『虫の死骸』『古いコーティング』など、洗車でとれないこびりついた汚れも取ってくれます。これ一つで洗車で落とせない汚れのトラブルを解決してくれるカーケア商品といえるかもしれませんね。

・手軽に施工できる…ボディを水で濡らして力を入れずに磨くだけで鉄粉を除去できるうえに粘土より広範囲で施工できます。手のひらサイズで施工するか、タオルサイズで施工するか、どっちが広いのか明らかですね。

・洗えばまた使える…粘土は地面に落とすと砂が付着して使えなくなってしまいますが、クロスやグローブなら洗ったりして落とすだけでいいので安心して使えます。逆を言えば粘土より長ーくもってくれるカーケア用品なのですね。

クロスやグローブのデメリット

・鉄粉取り粘土になれている中級者向け…キズのリスクは粘土と同じくらいなので鉄粉取りが初心者の人はおすすめできません。初めて使うと翌朝クルマ全体に斑点やキズだらけになってショッキングなことになってしまうでしょう。

・注意点が製品によって違う…製品によっては鉄粉除去力や注意点が違うので取り扱いについてしっかり確認していきましょう。持ちが悪くなったり逆効果で塗装のトラブルが起こってしまうことも!

・粘土より値段が高い…ものによっては粘土の5倍近くの値段もありますが、その分いいものが多いので値段にこだわりがなければ問題ありません!

まとめ

いかがでしたか?

粘土の代わりになるものはクロスやグローブと紹介しましたが、製品によっては注意点が違うので、取り扱いはしっかり調べていきましょう。

慣れるとかなりの短時間で施工できますよ。

ほかに述べた代用方法も気になった方は自分の状況に合わせていろいろと試していきましょう!

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