アルミホイールの交換の疑問解決5選!!

アルミホイールって何でしょうか?銀紙じゃないですよ!!(笑)

車には必ずタイヤが装着されていますよね!

そのタイヤと車を繋ぐ役割をするのがホイールです!

見た目だけでも車の印象を変えてくれるパーツで、その中でもアルミホイールは機能的にも優れ

「愛車を自分なりにカスタマイズしたい!」

と考えたときに真っ先に手を付けるパーツです!

そこで、今回はアルミホイールについて詳しく解説していきます。

アルミ(軽合金)ホイール

アルミホイールには

JWL(基準適合マーク)

VIA(品質検査合格マーク)

が刻印されています。

それぞれ、なんの為のマークなのか解説していきますね!

JWL(基準適合マーク)

JAPAN LIGHTジャパン ライト ALLOY WHEEL アロイ ホイールの略

この基準は乗用車(乗車定員11人以上の自動車・二輪自動車及び側車付二輪自動車を除く)用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。

この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行い、適合したものについてはJWLのマークが刻印されます。

JWL-T(基準適合マーク)

JAPAN LIGHTジャパン ライト ALLOY WHEEL アロイ ホイール TRUCK&BUS トラック&バスの略

この基準はトラック・バス用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。

この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行い、適合したものについてはJWL-Tのマークが刻印されます。

VIA(品質検査合格マーク)

VEHICLE INSPECTION ビークル  インスペクション ASSOCIATION アソシエーション の略

JWL・JWL-T基準に定める適合商品であるか否かを第三者公的機関の「自動車用軽合金ホイール試験協議会」が確認するもので、JWL・JWL-T基準による厳格な品質・強度再確認試験に合格したものについてはVIAマークが刻印されます。

基本的に、JWL(T)のマークが刻印されていないと国内では車検に通りません。

あの刻印にこんな重要な意味があったんですね!

アルミ(軽合金)ホイールの強度試験

この試験は「軽合金試験ホイールの技術基準」に基づく強度試験でアルミホイールに

重量増加が伴う車体加工を行った車輌荷重

安全を考えた余裕分を加えた負荷荷重

の2つを加えて技術基準に定められる試験方法で強度確認を行うもの!!

技術基準に定められるアルミ(軽合金)ホイール試験には3種類あります!

では、それぞれわかりやすく解説していきます。

回転曲げ疲労試験

ディスク部の耐久性確認を主な目的とした試験

カーブ走行時に横方向にかかる荷重への耐久性を判定します。

ディスクホイールリム部のフランジを回転円盤に固定し、端部に剛性の高い軸とディスクホイールを車輌への取り付けと同様の状態で付け、曲げモーメントを与えながら回転させます。

この試験後のホイールに

亀裂の有無

著しい変形

締め付けナットの異常なゆるみ

がないかをチェックします!!

少し難しいですが、簡単に言うとホイールを曲げながら回転させて異常がないかを確認する試験ですね!

半径方向負荷耐久試験

リム部の耐久性確認を主な目的とした試験

直進方向走行時にホイールにかかる上下垂直の耐久を判定します。

タイヤを装着したディスクホイールを車輌への取り付けと同様の状態で付け、半径方向負荷を加えながらドラムを回転させてディスクホイールを最低50万回転させます。

先程の、回転曲げ疲労試験と同じでこの試験後のホイールに

亀裂の有無

著しい変形

締め付けナットの異常なゆるみ

がないかをチェックします!!

50万って数字を聞いただけですごくないですか!?

車に取り付けられる前に少なくとも50万回以上は回転してたんですね!

衝撃試験

走行時の路面の段差、突起物などの障害物への乗り上げを想定し、衝撃強度の確認を主な目的とした試験

一定の高さからおもりを落下衝突させ、リム部の変形度合いや一定時間内の空気漏れの有無などを確認します。

取付台にタイヤを装着したディスクホイールを水平より30度の角度で固定し、リムフランジ上端におもりを自由落下させます。

この試験後のホイールに

貫通亀裂

リムとディスクの分離及び空気漏れ

がないかをチェックします!!

国内で販売されているホイールは以上の試験をクリアしていると思うとめちゃくちゃ信用できますね!!

アルミホイールってすごいなー!と改めて思いました!!

その中でも、純正ホイールは自動車メーカー独自の社内基準(強度・耐久性・防錆性能など)にも合致させながら、低コストで作らなければならないというもう一つのハードルがあるようです・・・

例えば、縁石のような背の高い車止めを乗り越えても曲がらない強度が必要など!!

そのような理由から純正ホイールは重たくなる傾向にあります。

一方、社外ホイールは自動車メーカーほど厳しい基準は設けていません。

コストをかけられる社外ホイールならば、強度や剛性を高めつつ軽量に仕上げることができます!

ホイールを交換する理由

ところで、なぜホイールを交換しなければならないの??

と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

先程記述した通り、純正で装着されているホイールは数々の耐久試験や性能試験をクリアしたとても高いレベルの部品です。

そんな中、社外ホイールに交換する理由とは何でしょう?

ノーマルホイールが壊れた

走行しているときに、縁石やキャッツアイなどに乗り上げたり、不慮の事故などでノーマルホイールに傷や破損が生じた場合

この場合は交換するしかないですね!

スタッドレスタイヤへの履き替え

冬になり、スタッドレスタイヤに履き替えるときにその都度ガソリンスタンドやショップに持ち込み工賃の発生する組み換えが面倒な場合

タイヤ交換をする際に、あらかじめホイールを買っておけば自分で交換をすることが可能になりますよね!

自分で交換をすると工賃が発生しないため金銭面での心配はなくなりますよ!

余談にはなりますが、先日初めてタイヤ交換をしました!

自分で交換するのは大変そうだな~と思っていたのですが思っていたより簡単で楽でした!

慣れたら10分くらいでチャチャっと出来そうなのであなたも試してみては?😏

人とは違う個性を主張

人とは違う個性を主張したい場合

足元(ホイール)を交換することで、車の印象をガラッと変わります。

ドレッシーなホイールスポーティーなホイールに交換することで、人とは違う個性の主張が出来ます!

たとえばショッピングモールの駐車場で似たような車が並ぶ中、個性的なホイールがあると目に止まりませんか?

その車が愛車だったらなおさらです!!!

「僕or私の車かっこいいいいいいいい♡♡♡」

ってなりますよね!!!!!笑

あなたの愛車に合うお気に入りのデザインを見つけてみてください!

競技に参加するため

コンマ1秒を争う競技の中で、軽くて強度の強いホイールに交換して大幅な軽量化を図りたい場合

ばね下(ホイール)を1kg軽量することで、ばね上(ボディ)では約10kg軽量されると言われています。

そのため、車輌の運動性能及び燃費の向上にも繋がります!

また剛性の強いホイールを選択することで、装着しているタイヤのパフォーマンスを最大限に発揮することができるようになります。

ホイールを軽量化するだけで燃費が良くなるなんて交換しない手はないですよね!

ホイール交換のメリット

軽量化による車の運動性能の向上

ばね下(ホイール)重量の軽量化は、ばね上では相当な効果があり車全ての性能の向上に寄与します。

TVやラジオなどでも普段使用しない余計(?)なもの(ゴルフバッグ)などの重量のかさむものをおろしておくと燃費の向上に繋がることを報じていますよね!

また、やむを得ない緊急時の急ブレーキ時の制動距離の短縮にも繋がります。

ただし、燃費向上は運転の仕方によるところが大きいので注意が必要!!

車両のデザイン性の向上

ホイールを交換することで見た目は大幅に変化します。

お気に入りのブランド・デザイン・製造方法などで選択肢が広がります。

車のイメージをがらりとチェンジされてみてはいかがでしょうか♪

ホイール交換のデメリット

比較的安価なホイールは走行性能の悪化に繋がる

安いホイール全てではありませんが極稀に、真円度やバランスが悪く燃費や走行性能の悪化に繋がるケースがあります。

また、中古ホイールの場合どんなに有名なホイールでも擦り傷や衝撃により目には見えない歪みが生じています。

このようなホイールでも同様の現象が発生する場合があります・・・

有名なホイールは値段が高い

当たり前ですが、素材や製造方法により価格は高くなってしまいます。

しかし、その分高い満足度を得ることができますよ!

まとめ

今回は、アルミホイールについてまとめました!

いかがでしたでしょうか??

見た目の良し悪しだけでなく、燃費や走行性能にも関わっているのは少し驚きでしたね!(私だけ?)

この記事を読んであなたも交換したくなったのではないですか?笑

愛車をかっこよくして、日々のテンションを上げていきましょう⤴⤴