車のヘッドライトを買い替える前に読んで!!(注意)

ヘッドライトってなあに?

今回はそんなあなたの疑問を解決します!☆

車に必ずついているヘッドライト。

実は3種類もあるなんて知っていましたか?

まずは簡単にヘッドライトの役割についてご説明していきましょう!

車のヘッドライトの役割

●夜間走行時に前方を照らすことでドライバーの視界を確保し、安全に運転できるようにするもの。

前方をただ照らすだけでなく、ドライバーに近い場所から遠くまで、広い範囲にわたって効率よく光を届けることが求められます。

また、歩行者や対向車に自車の存在を知らせることも、ヘッドライトの大切な役割のひとつです。

「車全体のデザイン・印象を決める」

ヘッドライトは車の前面に位置するため、車の“顔”の印象に大きな影響を与えています。

以前のヘッドライトは、丸いものがほとんどでしたが、

その後、角形のヘッドライトの登場でフロントグリルのデザインの幅もぐんと広がり、さまざまな“顔”を持つ車が生産されました。

最近は、車のフロントグリル、バンパー、ボンネット、フェンダーなど周辺構造のデザインと一体化させ、丸や四角以外の形状で、かつ立体的なデザインのヘッドライトが主流になっています。

ヘッドライトの種類

ハロゲン  

電球の中にハロゲンガスを封入し、フィラメントを用いて発光させるしくみで、価格が安いので広く普及し全世界のヘッドライトの90%がハロゲンです。

HID   

フィラメントを使わず狭い電極間のアーク放電を利用して発光し、ハロゲンと比べると平均寿命が3倍近く伸びます。

LED  

小さなチップが発光する仕組みで、消費電力が低いことが特徴です。

ハロゲン・HID・LEDの三種類のヘッドライトを比較

光量の違い

HID=LED>ハロゲン

ライトの光量はワット(W)数によって決まり、色味によっても感じる明るさが違います。

一般的には、黄色よりも白色のほうが明るく感じる傾向にあり、黄色っぽい色味の「ハロゲンライト」と、白っぽい色味の「HID・LED」ライトのほうが同じワット数でも明るく感じます。

ライトの寿命

LED(約15年)>HID(約5年)>ハロゲン(約3年)

家庭用の電球は、「白熱電球」よりも「LED」ライトの方が寿命が長いですよね?

それと同じように自転車でも通電させるためにフィラメントを使用している「ハロゲンライト」は、部品が切れると発光しなくなります。

しかし、「HIDライト」「LEDライト」はフィラメントを持たないため、ハロゲンライトよりも寿命が長い特徴があります。

発熱の違い

ハロゲン>HID>LED

フィラメントへの通電で発光する「ハロゲンランプ」や、アーク放電で発光する「HIDランプ」は、発光する際に熱を持つ特徴がありますが「LEDライト」は、ほとんど発熱することがありません。

発熱による寿命の低下を防ぐことができるLEDライトですが、ヘッドライトに雪がついた時に溶けないデメリットがあります。

3種類のヘッドライトのメリット・デメリット

ハロゲン

最も普及しているハロゲンランプはバルブが切れた時の交換費用も安価で手に入りやすく、雪がついても溶けやすい種類ですが、HIDやLEDに比べて暗く、寿命も短い欠点があります。

LED

最新のLEDライトは明るくファッション性も高いのですが壊れた時の交換費用が高価で、発熱が少なく雪がついたら溶けないまま走行することになり、積もっていく量に比例して光量も減っていきます。

なので雪が降る地域では不向きになります・・・😢

HID

明るく寿命もあり、発熱もあるので雪が付着しても溶けやすいライトですが、点灯させてから安定するまで時間がかかるので、トンネル侵入直後などに見えにくい場面があります。

ヘッドライトのカラーバリエーションを示す色温度(ケルビン数)について

色温度を表す単位として使われているのが「K=ケルビン」です。

ヘッドライトの赤みや青みの下限を表すカラーバリエーションで、ケルビン数が上がるほど青さが増すため、逆に暗く感じてしまいます。

ちなみに普通の太陽光線は5000K~6000Kにあたり、澄み切った高原の正午の太陽光はおおよそ6500Kといわれています。

まとめ

今回はヘッドライトについて簡単に説明しました!

少しはお分かりいただけましたか?

それぞれいい所があるので迷いますよね💦

車のヘッドライトバルブを交換する際にはぜひ今回紹介したことを参考にしてみてくださいね!

自分に合ったヘッドライトで快適な車ライフをお過ごしください♪