車のエンジンオイルの選び方と交換のタイミング

最近、少しでも長く車に乗りたい人という人が増えていますよね!

そこで大切になってくるのが「エンジンオイル」。

今回は愛車を長く大切に使うための「エンジンオイル」について詳しくご紹介していきます!

エンジンオイルとは?

そもそもエンジンオイルって何??って人も多いはず!

人間の体で例えるとエンジンは心臓、エンジンオイルは血液になります。

エンジンオイル(血液)のコンディションを良い状態で維持することでエンジン(心臓)を長くベストな状態で保てる。

つまりなくてはならない超重要なものってこと!

人間の体に例えると非常に分かりやすいですね!!

エンジンオイルの役割

  1. 各部を円滑に動かす潤滑作用
  2. 気密性を保つ密封作用
  3. 燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用
  4. 燃焼によって発生した汚れを取り込む清浄分解作用
  5. サビや腐敗からエンジンを守る防腐作用

エンジンオイルの役割って1の潤滑作用だけだと思っていましたが、こんなにあるんですね…

血液に例えられるのも納得です!

エンジンオイルを交換するには?

オイル交換を自分でする人は少ないのではないでしょうか?

そこでオイル交換サービスが出来る場所を紹介していきます!

メリット、デメリットも含めてお伝えしていきますね!

カー用品

メリット 幅広い種類の中から選べる

     量り売り販売をしている(店舗による)

     予約なくオイル交換が出来る

デメリット 数多いオイルの中から自分で選ばないといけない

      タイヤ交換時期(スタットレスタイヤ交換な

ど)作業場が込み合い待ち時間が長くなる

ガソリンスタンド

メリット 給油時などに交換ができる

     店舗数が多い

デメリット 作業スペースが少ない

      オイルの種類が少ない

      セルフスタンドが増えている

ディーラーにお願いする

メリット  プロの整備スタッフがいる

      メンテナンスパックなどお得な整備サービスあり

      相談しやすい

デメリット 入庫台数が多い為待ち時間がある

      予約が必要で、突然行くことはできない

      値段が高い(安いオイルを扱っていない)

それぞれのメリット、デメリットを分かったうえで自分にあった方法で交換したいですね!

エンジンオイルの選び方

エンジンオイルは製法によって3種類に分けられます。

鉱物油・化学合成油・部分合成油の3つ!

どれも初めて聞く難しい言葉ですよね。

簡単に解説していきます!

ベースオイル(3種類) 

鉱物油 

一番安価なオイル。原油を蒸留して精製したもの。

化学合成油や部分合成油に比べ耐熱性は劣りますが、昔からあるエンジンオイルで古い車にも適合する場合がほとんど!

車にお金をかけたくない方や頻繁にオイル交換を行う人にもおすすめです!

化学合成油

3種類のなかで一番不純物が少なく高品質のオイル。

複雑な方法で作られた高純度、高性能なオイル。

値段も高価です。

エンジンの始動性も良く、耐熱性も高いのでオイルが劣化しにくい上、無駄に蒸発することもない!

車にこだわりがある人や長期間同じ車を使用したい人、燃費や乗り心地を重視する人やオイル交換を頻繁にしない人におススメ!※クラシックカーなど古い車は化学合成油が使用できない場合あり。

部分合成油

価格と性能のバランスが取れたオイル。

化学合成油(20%)と鉱物油を混ぜ合わせ、お互いのデメリットを補うよう作られたもの。

化学合成油には劣りますが、鉱物油よりも燃費面や低温時の始動に良い影響を与えます。

定期的なオイル交換をする人、値段や性能も中間くらいでいいという人におススメ!

難しい専門用語が並んだ説明でしたが、なんとなく3つの特性はお分かりいただけましたか?

粘度(オイルの硬さ)について

基本的に車種ごとに推奨されている粘度のオイルを入れましょう! 

極端に硬いオイルを入れたり燃費をよくするため柔らかいオイルを入れると今乗っている車の性能を発揮できなくなる可能性があります💦

粘土の表記

例)5W-30、0W-20

はハイフンの前のWがついた数字が耐寒性能を表し、ハイフンの後が耐熱性能を表す。どちらも数字が大きいほど硬いオイルと言われ数字が小さいほど柔らかいオイルになります。

スポーツカーやターボ車であれば硬いオイルが好まれることも!?

オイルは硬さで表現されるんですね…

粘度って聞くとついつい子供のころに遊ぶ粘土の方を思い浮かべてしまいます(余談ですが笑)

エンジンオイル交換のタイミングはいつ??

ハイブリッド車やクラシック車などもあるが車の乗り方によっても大きくタイミングが変わります。

~交換のサイン(一般的に言われている)~

軽自動車

ターボ車:5,000㎞または6か月

普通車:10,000㎞または6か月

ガソリン車

ターボ車:5,000㎞または6か月

普通車:15,000㎞または1年

ディーゼル車 5,000㎞~10,000㎞

上記がオイル交換の目安時期ですがあくまでも目安なので、使用状況によりオイル交換を行う方が長く乗るポイント☆

エンジンオイルはガソリンのようにたびたび入れることなく大体半年や一年くらいでいいみたいですね!なるほど!

まとめ

エンジンオイルについてまとめましたがいかがでしたか?

エンジンオイルって普段目にすることもなく、交換作業もしないし、わからないですよね…

今回の記事は車を持っている方やこれから持つ方にも必ず役

立つ内容なので良かったら参考にしてくださいね!